フライ・フィッシングというシンプルこの上ない釣りが基本方針の僕としては、ビシを使った、いわゆる「吹き流し」の釣りが嫌いだ。というか苦手。なぜか?それはちょっと風がある日なんか、船上で絡まったり、針がどっかにふらふらしたり、特に仕掛け投入時に針が指に刺さりそうになったり、常にストレスを感じるからだ。慣れている人はどうってことないのだが、このへんの処理に関してはあまりネットでも出ていない。とはいえ、釣友にはこの吹き流しが得意でたまに誘われるのでフラフラと便乗している次第ではある。そこで僕は思ったね、市販品にあるマグネットシート(ボード)を買えばいいかなと。実際に見てみるとデカい、長い、高いの三拍子。さらに大げさ感もダメ押しでくっついてくる。
そこで僕は思ったね。これ自作できるじゃんと。

これこれ。風が吹いてもシートがめくれることもなく快適。手返しよく、釣果も爆上がりなのだ。
さっそく、百均に行ったわけです。購入したのは、カッターマット、超強力ネオジウム・マグネット、シートの裏側にはる生ゴムシート(近所のD2)、接着剤は家にあるもの。これだけ。

ざっとこんな感じ。いたって簡単なもの。端っこにある生ゴムを竿掛けのクランプに一緒に挟み込み固定。

このゴムがポイント。これは500円くらいだったかなあ。

この日はカウントするのもメンドクサイくらいに釣れた。あまり釣りすぎると捌くだけで疲れて、食べるのが面倒になりませんか?
材料は単純、接着するだけ、仕掛け投入は楽ちんポン、釣果はばっちり。接着剤の乾燥時間を含め30分くらいですべてが完結するのだ。なお、マグネットは超強力なので時計やテレビ等には近づけないほうが無難です。
冒頭の写真ですが、この日は若干風があったにも関わらず、強力磁石がばっちり効いてましたね。餌付けも落ち着いて、かつ手早くできます。あとはビシをボーンっと投入すれば、針が引っ張られて勝手に飛んでいきます。これが結構楽しいのだ。これなら吹き流しやってもいいかなあと思いますね。まあ、簡単にできるので、ぜひ自作してみてはいかがでしょうか。カッターシートは曲がるので荷物にもなりませんし、隙間に入れとくだけなので簡単です。

今までで、一番美味いヅケでした。やっぱり食べるには鯵が最高ですね。
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