衝撃のカワハギ60枚(僕じゃない)

今年もカワハギのおいしい時期がやってきました。むしょうに肝和えが食べたくなり友人のKuさんと、いざ三浦の瀬戸丸さんに乗船。「今年はかなりいいみたい。やっともどってきたね」なんて先日いった釣具店でいうものだからかなり気合はいってたね。昨年も爆釣したことがあったので、期待度100%。

写真じゃわからんがそうとうなウネリ。

カワハギというと凪の海でのんびりかつ繊細なアタリを堪能するというイメージだと毎度勝手に思ってるがこの日は違った。うねるうねる。底ダチを頻繁にしないとダメなのだが、反対側の人がどんどんラインを出すので、お祭りざんまい。「一回巻いてから、仕掛けを落とせボケ!」と言いたかったですね。

そんななか待望のヒット!

ロッドはダイワのメタリアMMH175。これでガンガンいく予定だったのだが・・・

幸先はよかった。がこのあとのアタリが続かない。続かないというのが適切なのか、アタリがわからないといったほうがいいのか、というのもアサリがむしり取られている形跡は見て取れる。ということは、アタリがわからないのか。でも最初に攻めてくるはずの肝部分(黒いところ)はそのままだし・・・。まったく訳が分からんのだ。

たまたま船で出会ったMさんは、いいサイズをあげていた。なんやかんや釣る方です、センスいいんでしょうね。

このあとも、セオリー通りの釣り方やスナイパー持ちや、タタキやジャバジャバ、トントンもやってみたけど、ウンともスンともいわんのであった。しかし、魚は確実に下にいる、というのもミヨシ(船首)の右舷左舷の老若男女が歓喜とともにバンバンあげているではないか。しかもデカイ!このうちの一人は最終的には60枚!どゆこと?ですか!

ベテランKuさんもかなりの苦戦。しかし、ぽつぽつ上げていたのはさすが。なんか写真がヘンになってるがまあいいのだ。

あのコンディションのなかで60枚って、「あんたどうやってんの」とそばで見とけばよかったなあと今更ながら思うね。聞けば、常連さん(たち)とのことだが、それにしてもすごい。仕掛けなのか、誘い方なのか、餌のつけ方なのか、釣り座なのか、なんか撒餌してるのか。誰かが潜って下で付けてるのかわからんが、いずれにしても結果をだしているのだから何か答えがあるはずなので、次回出会ったら勇気をだして話かけてみようと思う。というか横に座りたいと切に願う。

ちなみに船中の平均は10枚。僕3枚・・・ガックシ、しかも船べりで尺はあろうか2枚をボットン(落とした魚はデカイのだ)。初めてでレンタルロッドの方が数人いたが皆さん「つ抜け」。ん~いけないですねえ~。

カワハギは奥が深い。あまりにテクニカルで深すぎる。ここがフライフィッシングと似たところがあり、カワハギはなるべく行くようにしている。しかし、この釣りはほどほどにしておかないと泥沼だ。流砂か。帰宅してから数日はうなされた。そして、Kuさんとリベンジを誓ったのだった。

この日はふぐひれ酒がことのほか身に染みた。

帰宅後、妻に「俺はカワハギを極めたい」と言ったたら、「そんなことよりフライを極めろ」と一蹴。ん~たしかに。

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