わかっちゃいるけど・・・春まだ来ぬ越後湯沢

4月中頃か、わかっちゃいるけど、なんとかあ~♬ってどっかで聞いたことがあるが、またしても関越道からいつもの三国峠経由で行ってきたのだ。今シーズンの新潟、特に越後湯沢の降雪量は山間部だからか、半端なかった。

2月に行ったいつもの居酒屋さんも「2階から出入りしてるよ~」なんて言っていた。しかし、この温暖化なのか原因はよく分らんが、毎年の積雪量はまちまちで期待外れのときもある。確か3年前なんかは雪がほとんど降らなく、苗場スキー場はじめ近隣のスキー場は大打撃だったからね。

ちなみに、この日はあいにくの雨模様で駅前なんかはすっかり解けてたね。

普段でも越後湯沢駅裏の寂しい風景が、こうなると余計に寂しさ倍増なのだ。

そんなんで、まあ川の状況は想像がつく。つくが、とりあえず行ってみたいのが釣りバカの性。最初、土樽近辺に行ったが、なんということか!いつもの堰堤がユンボでほじくられ、引っ掻き回されていた。最悪!

昔から日本は川をいじるのが好きなのだが、これほどひどいのは久々にみたね。まあこの堰堤下は釣れないからいいとするが。それにしてもヒドイ!

工事の人に聞いたら「小電力ダム」を建設しているとのこと。ロシア侵攻の影響か?電力時給力を上げるためか?しかし、日本はほんとにダム建設や堰堤をつくるのが好きだよねえ。とにかく山の斜面をほじくるのが好きな国だ。

で、ついでに近所なので大源太川も見に行った。どうせダメだろうけどね。案の定話にならん状況。しかし、春は間近だ。フキノトウの頭がちらほら。桜はまだつぼみだ。

漁協の人にいくと、一応放流はしたそうだ。イワナ3万匹。連休までには餌師に全部抜かれるんだろうけどね。キャッチ&リリース区間の設置を切に願う。

数個ほどしっけいして、天ぷらでいただきました。ほろ苦さが春の訪れを知らせてくれる。

というわけで、一路、八海山方面へ舵を切ったのだ(わかっちゃいるけど)。あの辺なら、平地が多いのでそれほどでもないだろうと予測したわけだが、思いっきり裏切られた。

これだもんね。

まあ、八海山だからね。予想はつくわな。雪解け水の真っ最中でものすごい増水。5月連休に再訪してみようと思う。もともとこの川は放流無しなので絶対数は少ないが釣れると自然繁殖した居着きのイワナなので一匹でも釣れるとなんだか嬉しいのだ。余談だが、今年は新潟の胎内(初訪問)から三条あたりの川を散策する予定だ。ちなみに新潟県の熊須出没マップをみるとちらほど歩いている模様。絶対に会いたくない相手である。

これが最高のゼータクなのだよ。釣りができたらなおよし。

そんなんで、今回はカップラーメンだけ食べて帰ってきたよ、というお話でした。

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