いや~やっと入手できました、コレ。ネットで探しまくりました。新潟市のアウトドアショップ・ウエストさんにありました。値段は送料込みで4,330円!正直高いなあ~と思ったが、在庫一個だったので(こうゆうのってホントなのかね)えいっ!とポチりましたね。多分これを逃すと再販しない限り入手は無理だろうなあと思ったし、命を守る(ほんとに使えるのか知らんけど)ものなので、まあ良しとしようではないかと妙に自己完結してしまったのだ。
いままでベアスプレーをどうやって携帯してたのかというと、バックパック横のボトルホルダーにいれたり、ベルトから裸でブラブラさせていましたが、いつなんどき安全ピンが枝に引っかかって「ちゅど~ん!」と誤作動を起こすかわからんなあとビクビクしながら藪漕ぎをしてたんです。だから、トリガーの安全ピンに輪ゴムを巻いておったのです。あっ「ちゅど~ん!」わかる人は、あなた「うる星やつら」好きだったなさては。あ~もういっかい、「ビューティフルドリーマー」観たいなあと最近特に欲しております。観たことあります?

これな
え~話があらぬ方向へ逸れてきたので戻しますと、これ買う前は、なんか安い物で代用できるぞと余裕こいてダイソーやら近所の100円ショップで物色してたんですが、これがなかなかいいのがない。まず、スプレーの形状が安全ピンとハンドル(トリガー部分含む)が露出してなければならない。とっさの時にさっと抜いて臨戦態勢に入れないとマズイのです。といいつつ、昔、ヒグマに遭遇した時に僕は腰を抜かして歩くことができなかったということを告白しようではないか。何が言いたいかというと、実際に遭遇すると人間はなんにもできないということだ。ほんとです、腰が砕け、過呼吸になり、視界がボヤける・・・もうね無力ですわホンマに。でも、一応携帯するのです。まあお守りみたいなものかな。

いろんなつけ方に対応できるようになってます。餅屋は餅屋ですね。これは裏側。
いろいろと大げさに書きましたが、昨今、山も物騒?になったもんで、今や山で会う人はけっこうな確率でベアースプレー持ってる方多いです。僕なんかこれと一緒にスズメバチ撃退スプレーも携行しております。遭遇するか分からん熊より、こっちのほうは頻繁に会います。会いたくないけど会います。刺激しなければ襲ってくることはないけど、確率からいったら蜂さんのほうが高確率だからね。先日なんか用足してるときに、周りでブンブンされて、両手ふさがってるもんだからマジヤバかったです。俺の甘い匂いに誘われてきたのか!

このオレンジのわっかを引っ張ると即座にスプレーにアクセスできるということだ。
シンプルな作りだが、実際に手に取ってみると「なるほどなあ」と思いますね。「ミステリー・ランチ」(カタカナで表記するとなんかへんな感じ)をちょっと紹介しておきますと、もともとは登山家や山で働く人向けにバックパックを作っていた会社で、重い荷物をいかに楽に運べるかということをコンセプトにデザインしてきたとのことであります。そんなんで、アメリカの海兵隊や消防隊などの過酷な現場で活躍する人たちに向けても装備品を作るようになったそうで、いまだとアウトドアー関連では必ずと言っていいほど名前が出てくるくらいメジャーなブランドであり、そういった歴史があるので、ちょっとミリタリーチックなデザインが多いです。
やっときちんとしてホルダーで安全に携行できようになったので安心?です。そうはいってもスプレーを抜くことがないように、ただただ祈るばかりであります。
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