いつものホームグラウンドに行ってきましたよ。今シーズンの新潟は雪が多かったので、ここに来るというかこの川でロッドを振るのは今年になって初めて。1カ月前にも見に来たのだけど、あまりの雪と雪解け水に断念。それもかなり収まりちょうどいい感じでしたね。

祠のある森の木ををすべて切り倒していた。なんとも罰当たりな奴がいるもんだ。祟られるなそいつは。
一見なんの変哲もない写真ではあるんですが、実はこの視界が開けているところは以前は鬱蒼とした森でした。この土手のようなところの向こう側に小さな祠(ほこら)というか小さな神社があるんですが、その周りもきれいに伐採してある。メイン道路からアクセスするとき、いつもこの「祠」を目印に入ってくるのだけど、景色が変わりすぎてて通り過ぎてしまった。「ん?たしかこの辺だったような・・・」といった感じ。この惨状をみてものすごく腹が立ったね。めまいがしましたわ。もー!しかもここだけではなく、かなりの広範囲で伐採がすでに完了しており、なんかゴルフ場でも作るんか!と運転しながら語気を荒げたね、僕は。南魚沼市がよく許可出したなあしかし。
しかもいつのまにか「キャッチ&リリース区間」に。まあこれはいいことだから許す。おかげ様で尺イワナにも何匹か出会えたし、素晴らしい釣りができたのです。この手の「区間」設定は警察との連携がないと、結局は無法地帯になってしまうのがいままでの常だけど、すくなくともアクションを起こしてくれたので感謝です。問題はこの大規模伐採やね。しかし、腹立つね~、あれは。
この写真じゃ全然わからんけど、川の水量もだいぶ落ち着いておりました。
こんな感じ。ほんとは向こう岸の護岸ギリギリがよさそうなのだが、思ったより流れと水深があり身の危険を感じ断念。最近、歳のせいかよく転ぶので時には英断も必要なのだ。

朱色の斑点がものすごく綺麗で、しばらく見とれてしまった。
この日はルアーマンが多かった。フライに比べてルアーは始めやすいので最近人気があり、よく見かけるようになりましたね。ぜひともお願いしたいがトリプルフック&バーブ付きだけはやめてくれーと祈るばかりであります。
なんせ、人が多かったので、ほかの人が狙わないような落ち込み手前の肩にある大岩ギリギリとか、誰も責めないような浅~い瀬のタルミとか、そうゆうセコ~い戦略でいくと、ガバッと出てくるのがなんとも爽快!釣れるのはみな25センチくらいで、遊んでもらうにはちょうどいい感じですね。たまたまコンディションがよかったんだろうけど、いままでの新潟釣行でいちばん数とサイズがでて、「夕方の日本酒はさぞかしうまいぞ」なんてひとり興奮したね。
いつまでも美しい山、森でありますように・・・頼むから、あんまり木を切らないでくれ~。

最近、出動回数の多い、新入り。最近のリールの仕上がりはほんとすごい。ただ、転んだらアウトだな。
久々に「これだ!」と理想的なリールに出会えましたよ。ずっとラージアーバーで軽量の#2 Line用リールを探していたのだけれどなかなかいいものがなかった。いままでは、マーキスをつかっていたのだけど、いかんせんあのクルクルパーマがきつい。かわいそうだから、交互につかってあげるけどね。
サイズとかボディの色とか、重さとか、クリック音の良さとか。これはハーディーの「ウルトラクリック2000」ですが、ほんと造形といい、カラーといい、理想的な仕上がりでした。Hardyといえば英国製が必須だが、このリールは製造国がK国なので、そこは賛否両論ありますが、ひじょうによくできておりますので、僕はあまり気にはしてません。あ、ちなみC国のは嫌だ!とか言ってる人がよくいますが、「あんたのアイフォンのチップはほとんどCかKですからね」というとみんな、え~!っていう。まあそんなもんですわ。まあそんなこんだで、この子はスタメンいりです。
超ご機嫌で釣り終え、心地よい疲労感とともに、ルーティンである越後湯沢駅のぽんしゅ酒館に駆け込んだのであるが、間に合わなかった。終わるの早くないか?ここは。みんな夕方に集まってくるんだからさあと言いたいが、いまはスキーシーズンが終わり、いわゆるシーズンオフ。僕にとってはシーズンオンだけどね。とりあえずいきつけの居酒屋さんによっていくのです。やっぱりここに来たらおいしい日本酒は飲まないとね。
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