ここ数年は、建築士の友人と二人で毎年阿寒川でフィッシング&キャンプですが、今回は趣向を変え久々の帯広釣行ね。あと、実のところキャンプは荷物過多で、毎回超過料金を取られるし、もっというと、最近思うのだが中年のオッサンには体にこたえるのが正直なところ。じゃあ、ホテル泊でユル〜い釣り旅にしようではないかということにしたのだ。
ちなみにホテルとエアーはかなり早めに予約したのでよかったね。コロナで解放された観光客がどっと北海道・十勝へ訪れており、どこも高額な料金設定!この傾向はひじょうに残念である。まあ観光業界にとっては今までの損失分を取り戻すのだ!というのは分からないのでもない。勝手な提案だが、隣国みたいに日本人価格と外国人価格みたいのをぜひとも設定してほしいものだ。でないと、大金持ちツーリストたちに全ての予約をおさえられてしまい、僕らカツカツ一般旅行者には手も足もでなくなる。

懐かしのガラナ。北海道はやっぱこれっしょ。
また話は脱線したが、僕は基本的にフィッシングガイドを雇うのは好きじゃないので、地図を頼りに行くことにした。といいつつもテムズさんとか、知り合いのショップや友人には情報提供をお願いしたのではあるが、どこも知っているポイントばかりだったので、あとは現地で探そうということになった。
まず行ったのが、あまりにも有名なので名前を隠しても写真みりゃすぐバレるので、あえて出すが「音更川」中流域。写真の場所は入渓したポイントから300メートルくらい上流の崖が目前に迫るポイント。水深もあってい〜感じなんですが釣れるのは小ぶりなものばかり。
北海道の典型的な流れですよねこれ。デレ〜っと重く深い流れ。一見浅く見えるけど流れは重く、深く、危険なのであまり中に立ちこんではいけない。
十勝だけとは言わないが、北海道のネイティブ化した虹鱒の特徴はなんといってもがっちりした尾鰭と綺麗なピンクのほっぺた。この尾鰭から出る爆発的なパワーにみんな中毒になる。この魚は若干痩せ気味だが素晴らしいファイトだった。ロッドは先日のサンフランシスコから持って帰ったオービス、スーパーファイングラス4番。グラス独特の粘りは大きな魚でも落ち着いてファイトできますね。素晴らしいロッドで、入魂も完了!
実は今回、大きいフックサイズ#8のフライなどはほとんど出番がなかったのは意外。僕の勝手な想像だが、人が多くはいる人気河川なので想像以上にスレている感じがした。だからライズを発見して、大きいカディスなんぞ投げても無視される。で、結局は普段本州で使っている#14、#12くらいのフックサイズ。気合い入れてたくさん巻いて、ビッグレインボー釣るぞ〜!なんて持って行ったのはいいがほとんど出番なし。ほぼ使わずそのまんま帰宅というなんとも複雑な思い。
とは言え、帯広市内からほんのちょっと走っただけでこんな素晴らしいフィールドがあるのはさすが北海道ですね。音更川もかなり長いので、来年はもっと歩き込んで開拓していこうと思うし、今回は利別川に行かなかったので来年はトライしてみようかと思うが、なんせ広いのでね〜人生のなかでほんの一部分しか釣ることができないんだろうなあと思う。

ホテルの窓から市内を望む

これよコレ!
今回はジンギスカン&サッポロクラシックビールを楽しみにきていたのだ。しかし、これも勉強になったが夜は予約しないとどこも満席。たまたまこの店が二人分あったのでほんとラッキーでした(下の写真の店じゃないよ)。ここでダメならコンビニ飯&ホテル部屋飲みのしようかと話していたのだ。
最初、ここが気になっていたのだが満席だった。翌日やっと入れたが、ん?といった感じ。期待していたのとはちょっと違ってたのでもう行かないかな。まあ入ってみなくちゃ分からんからね。
まあこんなんで短めで終わりますが、川に関していえばまだまだ開拓せねば、気になるポイントが山盛り。おそらく来年もここ帯広に来ると思います。ヒグマにも遭遇しなかったし(実はかなりビビってた)。
写真もね、動画から切り出せばたくさん良い感じのがあるんだけどいかんせん、切り出し作業が面倒なのでここら辺で失礼します。ではまた。
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