太刀魚が激渋?つまりはスレていることなんだが、昔はこんなことなかった。基本、悪食なので目の前のものには食い付く習性だ。しかし、どうやらこれは昔のハナシ。というのも、今回、船長曰く、魚探には55メートル付近にかなりの群れがいるとのこと。だけど釣れない。(全く釣れないということではないが)
原因は様々で特定は難しい。ジグの色、大きさ、シルエット、沈下スピード、巻き上げスピード、水温、天候、釣り人の数・・・だからその日にあった、「癖」「好み」を早く見つけた人が釣果を上げることになる。

ナイスサイズをゲットした釣友・Larkさん お腹に卵!

みてこの歯。けっこう選り好みするんですから
今回は『釣りバカ日誌』で有名な太田屋さん。あとメディアでの露出が多くて有名どころだと渡辺釣船店なんかもあるが、Larkさんが太田屋さんがいいかもねということで予約してくれた(いつも感謝)。あ!なんで海かと申しますと、8月の渓流は渇水。そしてなんといってもアブの襲来が怖いのでちょっとお休みです。渓流で車を止めたときに、大群でカチカチと車に当たってくる恐怖と言ったらない。雑魚川などの標高の高いところは比較的少ないので別として、8月は山に入る気がしない。
この日はひとまず有名ポイント猿島近くへ直行でした。どこか他へ移動するかなあと思ってましたが、ほとんどこの周辺で釣ってましたね。この辺にタチウオがたまるんでしょうね。船だらけでございます。小笠原諸島に台風7号接近中で、若干、ビビり気味でしたが波、風ともに良好。
タチウオジギングは基本ダダ巻きです。重要なことは巻きのスピードをいろいろ変えながらその日のヒットパターンを探っていきます。派手なジャークは不要です。あのいかつい顔のくせに捕食はめっぽう苦手らしいです。タチウオさんに聞いたわけではないですが。
穂先の弾力のみでボヨンボヨンてな感じで巻き上げるだけ。で、ヒットスピードは比較的ゆっくりめで、途中で止めたり、大きくシャクって、止めたりで効果がでました。船長から「54メートル付近にいるよ〜」と棚の指示はあります。その指示棚に到着直前で、つまりフォールでの当たりがほとんど。で、ヒットした時に必ずカウンターをチェック!ここテストにでますよ〜。釣れているかたはいち早くその日の戦略を導きだしているようです。ですから、そうゆう方に臆せず聞きましょう!(これ大事)僕はすぐききますね。
最初の選んだのはこれでしたが、まったく反応なし!タチウオカラーは大体、ピンクか紫なんですがこれにはまったく当たりもなかったです。いー色なんだけどねえ。
でもってこれを投入で、1匹ゲットしました。これ、最初からフックが装着されているのでオススメです。お値段も手頃。色はピンク・パープル。色はだいたい決まってますね。
で、でました!TG BAIT。もうこれは鉄板です。100gも150g、両方で好調でした。値段が高いのが難点ですが、1〜2個は絶対に持っていた方が、いやマストです。いろんなジグを買うくらいならこれ1個で足ります。あとは根掛かり、高切れがないことを願うのです。無くしたら最悪です。100gのは買い直したやつです。と申しますのは、前回のタチウオ釣りで、巨大なエイが掛かり、船長に「デカすぎて上がんねえし、危ないから切るぞ」と言われ泣く泣くさよならしました。それがこの同じ色のピンクです。ご購入される方はこの色一択ですよ。激渋のタチによ〜く効きます。
このタチウオは、111cm!まあまあのサイズです。お腹に卵でしたので家で煮付けにし、美味しくいただきました。やはりTGベイト150gね。後半戦はもうこればっかり。
釣友のLarkさんもコツを掴んだのかガンガンいきます。さすがOne of 釣りバカです。これもメートル越え。ちなみに船中の最大は133cmとのことでした。すげー!
小型(スレンダー系)のは口にかかっているものに限りリリースしました。持って帰っても食べるところないしね。
楽しいことというのはあっという間です。釣行時の集中力といったらすごいものがある。この日は午後2時過ぎで上がりでした。酷暑のため、水も飲み干したので僕にはちょうどよかったかな。もう一本くらいメーター越えいきたかったが、まあキリがないもんです。
タチウオのジギング(ルアー)は初めてジギングをするかたにもオススメです。特別なテクニックや操作もいらない、なんといってもシンプル!汚れない。あと片付けも超楽。調理も楽ちん。何やっても美味い!ぜひともチャレンジしてみてください。ダダ巻きですぞ。ではまた。
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